レセプトポスト 初期設定マニュアル « ミッドランド税理士法人(豊田)
レセプトポスト 初期設定マニュアル

レセプトポスト 初期設定マニュアル

設定ご担当者向け(クリニックIT担当・サポート事業所)

レセプトポスト

初期設定マニュアル

ご利用開始にあたっての初期設定を、事前準備から接続テストまで順を追って説明します。レセコン(WebORCA)とスマレジの接続情報を設定し、連携を有効化するための手引きです。

項目内容
対象クリニックのIT担当者、またはレセコンのサポート事業所など、設定を行う方
サービスレセプトポスト(レセコンのお会計をスマレジへ自動連携)
提供株式会社ミッドランド経営シフト研究所
版 / 発行第1.0版 / 2026年6月

1. はじめに

設定の全体像

設定は、次の流れで進みます。事前準備(A・B)を済ませてから、本サービスの初期設定(3ステップ)を行います。

手順内容目安時間
事前準備Aスマレジ・デベロッパーズでプライベートアプリを登録(→第4章)30分〜1時間
事前準備BORCAのAPI有効化・APIユーザー発行(院内で対応、またはサポート事業所へ依頼)(→第5章)1日〜数日
初期設定本サービスで3ステップの接続設定・接続テスト(→第6章)20〜30分

※ 所要時間は、ネットワーク環境や情報の準備状況により異なります。事前ヒアリングの時間は含みません。

2. 事前に用意するもの(チェックリスト)

設定を始める前に、次の情報をすべて手元にそろえてください。

2-1. アカウント情報(運営からお渡し)

確認項目
□ユーザーID
□パスワード

2-2. スマレジ情報

確認項目入手先
□契約ID(契約番号)スマレジ管理画面
□店舗ID(仮販売を登録する店舗)スマレジ管理画面
□端末ID(仮販売を登録する端末)スマレジ管理画面
□クライアントIDスマレジ・デベロッパーズ(アプリ登録時に発行)
□クライアントシークレットスマレジ・デベロッパーズ(アプリ登録時に発行)

2-3. ORCA(レセコン)情報

確認項目備考
□プロトコル通常は http
□ホスト名 または IPアドレス院内ORCAサーバ
□ポート番号通常は 8000
□APIユーザーIDORCAのAPI設定時に発行
□APIユーザーパスワードORCAのAPI設定時に発行

3. 動作環境の確認

3-1. 対応レセコン(ORCA)

区分内容
対応WebORCA オンプレミス版(REST API v2 に対応したバージョン以降)
※ REST API(/api01rv2/…)を有効化していることが利用条件
非対応WebORCA クラウド版
WebORCA 以前の日レセ(SOAP API / CSV連携のみのバージョン)

3-2. 対応端末・ブラウザ

区分内容
対応iPad:iPadOS 15.0 以降(Safari)。iPad 第6世代(2018年モデル)以降、iPad Pro / Air / mini など
Android タブレット:Android 10 以降 + Chrome 最新版(※動作未検証)
非対応iPadOS 14 以前の古いiPad / Chrome 80以前 / Internet Explorer

※ 実機での動作検証は、iPadOS 17 を搭載した iPad(第10世代)で実施しています。

3-3. ネットワーク要件

iPad から、次の2方向への通信が許可されている必要があります。

  1. 院内のORCAサーバへの通信:同一LAN(または到達可能な構成)で、ORCAのHTTPポート(通常8000)が開放されていること。ゲストWi-Fiやクライアント分離設定の下では動作しません。
  2. 本サービス(インターネット)への通信:院内にプロキシ・URLフィルタがある場合は、下記URLへのアクセス許可が必要です。

プロキシ・URLフィルタで許可するURL

http://rececom-data-post-web-884068384687-ap-northeast-1-an.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com

(アプリ配信 / TCP 80・HTTP)

https://nu5nxjebhj.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com

(バックエンド通信 / TCP 443・HTTPS)

注意

院内ネットワークがVLAN分離されている場合は、iPadが接続する無線LANとORCAサーバの業務LAN間で、相互通信を許可するルール設定が必要です。

モバイル回線(SIM)経由ではORCAサーバへ到達できません。必ず院内Wi-Fi経由でご利用ください。

4. 【事前準備A】スマレジ・デベロッパーズでプライベートアプリを登録

スマレジ連携に使うクライアントID・シークレットを取得します。

  1. スマレジ・デベロッパーズ(https://developers.smaregi.jp/)にアクセスし、スマレジアカウントでログインします。
  2. 「アプリを新規作成」より、連携アプリを登録します。
  3. 必要なスコープを設定します(下記)。
  4. 登録完了後に表示されるクライアントID・シークレットを控えます。

設定すべきスコープ

スコープ用途
pos.transactions:read取引参照
pos.transactions:write取引登録(仮販売の登録)
pos.stores:read店舗情報参照

補足

画面構成は変更される場合があります。登録手順の詳細は、スマレジ公式サイト(プライベートアプリの作成・店舗情報の編集・レジ端末の追加 等のヘルプ)をご確認ください。

5. 【事前準備B】ORCAのAPI有効化・APIユーザー発行

WebORCA(オンプレ版)のREST API利用設定とAPIユーザーの発行が必要です。この作業は技術的な内容を含むため、ORCAの設定に詳しい院内の担当者がいれば院内で対応できますが、難しい場合や確実に進めたい場合は、ORCA認定サポート事業所(レセコン保守を担当するベンダー)へ依頼するのが確実です。

対応の進め方

いずれの場合も、設定後に「ホスト・ポート/APIユーザーID/APIユーザーパスワード」を控え、本サービスの初期設定画面(第6章)で入力します。

  1. 院内で対応する場合:ORCAのREST API(/api01rv2 系)を有効化し、本サービス専用のAPIユーザーを発行します。
  2. サポート事業所へ依頼する場合:下記の「依頼文テンプレート」をご利用ください。設定完了後に上記情報を受け取ります。

依頼文テンプレート(サポート事業所へ依頼する場合・コピーしてご利用ください)

件名:【○○クリニック】ORCA APIの有効化・APIユーザー発行のご依頼

○○株式会社 御中

日頃よりサポートいただきありがとうございます。

このたび当院では「レセプトポスト」(スマレジ連携サービス)の導入準備のため、ORCAのREST API利用設定をお願いしたくご連絡いたしました。

【ご依頼内容】

1. ORCA REST API(/api01rv2 系)の有効化

2. 本サービス専用の APIユーザーの新規発行

・利用するAPI:受付一覧取得(/api01rv2/acceptlstv2)/収納情報取得(/api01rv2/incomeinfv2)

【作業完了後にご共有いただきたい情報】

□ ORCAサーバのIPアドレス(または接続用ホスト名) □ ポート番号

□ 発行されたAPIユーザーID □ 発行されたAPIユーザーパスワード

【ネットワーク要件】

本サービスではiPadからORCAサーバへ接続します。院内Wi-Fiに接続されたiPadから上記ORCAサーバへ到達できるよう、ネットワーク経路もご確認いただけますと幸いです。

ご対応のほど、よろしくお願いいたします。(クリニック名・担当者・連絡先)

6. 初期設定(本サービス)

6-0. ログイン

運営からお渡しした「ユーザーID・パスワード」でログインします。

ログイン画面
ログイン画面

6-1. Step 1:レセコン種別の選択

ご利用のレセコンを選択します。現在は WebORCA に対応しています。「WebORCA」を選び、「次へ」をタップします。

Step 1:レセコン種別(WebORCA を選択)
Step 1:レセコン種別(WebORCA を選択)

6-2. Step 2:ORCA接続情報

院内に設置されたORCAサーバの接続情報を入力します。事前準備Bで受け取った情報を使います。

項目入力内容
プロトコル通常は http://
ホスト名/IPアドレス院内ORCAサーバのホスト名またはIP(例:192.168.10.6)
ポート通常は 8000
APIユーザー名 / パスワードORCAで発行したAPIユーザーの情報

入力後、「接続テスト」をタップします。「ORCAへの接続に成功しました」と表示されれば成功です。「次へ」に進みます。

Step 2:接続テスト成功の表示
Step 2:接続テスト成功の表示

6-3. Step 3:スマレジ認証情報

事前準備Aで取得した情報を入力します。アクセストークンはバックエンドが自動で取得・更新します。

項目入力内容
契約IDスマレジの契約ID(サンドボックスは sb_ から始まります)
Client ID / Client Secretスマレジ・デベロッパーズで取得した値
店舗 / 端末認証テスト後に一覧から選択(仮販売の登録先)

「認証テスト」をタップすると、バックエンド経由で店舗・端末一覧が取得されます。「スマレジAPIへの認証に成功しました」と表示されたら、店舗・端末を選択して設定を保存します。

Step 3:認証成功・店舗/端末の選択
Step 3:認証成功・店舗/端末の選択

6-4. 設定完了・稼働確認

設定が完了すると、ステータス画面に切り替わります。「連携基盤」が緑色(正常稼働中)であれば、連携は有効です。以降の日々の運用については、別冊「サービス運用マニュアル」をご参照ください。

7. 接続テストに失敗したら

7-1. ORCA接続テストの失敗

表示考えられる原因と対処
「接続できません」「Load failed」iPadからORCAサーバへ到達できていません。
□ iPadが院内Wi-Fiに接続されているか確認 □ ホスト・ポートの入力値を再確認
解決しない場合:院内IT担当者またはORCAサポート事業所へ
「認証失敗」「401 Unauthorized」APIユーザーID/パスワードが誤っています。
□ 入力値を再確認(大文字小文字・特殊文字に注意)
解決しない場合:ORCAの設定担当(院内またはサポート事業所)へAPIユーザー情報の再確認を依頼
その他のエラー(404・500 等)ORCA側のAPI設定の問題の可能性。
□ REST API(/api01rv2系)が有効かを確認 □ ORCAの設定担当(院内またはサポート事業所)へ確認
ORCA接続テスト失敗の表示例(Basic認証に失敗)
ORCA接続テスト失敗の表示例(Basic認証に失敗)

7-2. スマレジ接続テストの失敗

表示考えられる原因と対処
「認証失敗」「invalid_client」クライアントID/シークレットの入力誤り。
□ デベロッパーズで連携アプリの設定を再確認 □ シークレットを再生成して入力し直す
「店舗・端末情報が取得できません」契約ID/店舗ID/端末IDの誤り、または契約状態。
□ スマレジ管理画面でID情報を再確認
「スコープが不足しています」連携アプリのスコープ設定が不足。
□ pos.transactions:read / pos.transactions:write / pos.stores:read を付与

上記で解決しない場合

本サービスの運営までお問い合わせください。

8. お問い合わせ

設定でご不明な点や、対処で解決しない場合は、下記までご連絡ください。

窓口連絡先
レセプトポスト 運営(株式会社ミッドランド経営シフト研究所)メール:recepost@midland.jp.net
電話:0565-33-1165
〒471-0037 愛知県豊田市三軒町7-63-5

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